others


── 再認識の2曲 ──

最近入浴中とかに、防水スピーカーでひとり悦に入りながらよく聴いている曲があるのだが、ひとつは全盛期の中森明菜が歌う「北ウイング」。1984年リリースだから、今年でなんと41年目😱…。当時CMソングにもなったと記憶しているが、今改めて聴くと、メロディアスでありスピーディーでもあり、ホントいい曲。YouTubeだったか、現在のご本人が同曲を歌っている動画も観たけど、年齢を経てしっとり感は表出出来ていても、多分に漏れず、肝心の声が出なくなっちゃったなあ…というのが率直な印象だった。やっぱりリアルタイムのときの歌唱がいい。もうひとつは、男女混合ヴォーカルグループのLove Harmony's, Inc.が歌うドリカムの「出会った頃のように」。元々好きな曲でよく聴いていたけど、このバージョンを聴いて、改めて素晴らしいメロディーだと再認識させられた。ひとりひとりのハーモニーはもちろん、バックの盛り立て方も絶妙で、スピーカーで聴くよりイヤホンで聴いたほうが素晴らしさが倍増し、感動すら覚えるほど。なんとなくヴォーカルグループというより、若い劇団員が集まって歌っているようなイメージがある。同曲はファーストアルバムである<PRIZM>に収録されているが、他にも「今宵の月のように」とかいい曲を収録しているけど、この「出会った頃のように」がやはり断然いい。YouTubeにMVもアップされているけど、サブスク等で曲だけ聴いているほうが集中聴き出来ていいかも😉


── iMac M4でバイオハザードRE4 ──

7年(これまでで最長)使い続けたiMac 27"のシステムおよび各アプリの起動がものすごく遅くなって、ときにシステムエラーさえ発するようにもなり、そろそろ限界に来たようなので、懐具合の厳しい中、一念発起して新型を導入した💦 メイン機種として使うからにはそれなりの装備にしなくてはならないため、結構な出費になってしまったけど、結果的には、起動はもちろん、各アプリの反応もめちゃくちゃ早い! 何倍早くなったかなんて分からないぐらいとにかく早い。画面が27"から24"にダウンするのが引っ掛かっていて、なかなか踏ん切りが付かなかったんだけど、実際使用してみたら、特に不自由さも感じない。もっと早く導入しても良かったのかも知れないけど、ここまで自重した甲斐あってM4になったから良しとすべきかな。しかも、バイオが出来る! Switch用に買ったコントローラーもちゃんと認識してくれて、特に遅延もなく遊べる。M4の裏にちょこっと写っているのがiMac27"。実はその裏にさらにその前に導入したiMac(DVDドライブが付いていた年代もの)があって、今は机上に3台置いている状態。あとはバックアップ用に外付けのSSDを買わなくては…


── なぜか売れなかったけど、W小林の大好きな曲 ──

なぜ売れなかったのか理解出来ない…。小林幸子の「迷い鳥」と小林明子の「真実」。前者は大ヒットした「おもいで酒」から5枚目のシングルで、後者は同じく大ヒットした「恋におちて -Fall in love-」の次のシングル。個人的には、この2枚のほうが、大ヒットしたナンバーより圧倒的にいい曲だと思うんだけどね。共にイントロを聴くだけでゾクゾクしてくる。「迷い鳥」は当時(20代半ば頃だけど)バーなどのカラオケでよく歌った。イントロが流れてくると背筋がピンとなるんだよね。「心のこり」とか「バスストップ」とか「冬のリヴィエラ」とかも大好きでよく歌ってたなー😅 方や「真実」は、音質がgoodで、オーディオ的に聴いても満足の行く曲。メロディーも素敵で超カッコイイ。共に、何故か売れなかったため、完全に影に隠れた(ベストコレクションにも外されることが多い、とてもかわいそうな)存在になってしまったけど😭😭


── 久々の代表ユニフォームレプリカ ──

来る10月26日14時20分キックオフの、なでしこJAPAN×韓国戦を観に行くことにした。なでしこのスタジアム観戦は初めて。今の実力では圧倒的になでしこが上で、WEリーグ選抜でも勝てそうなくらいなんだけど、それでも長谷川をはじめ、欧州リーグから一線級を招集し、かつU20からも有望株を呼んで、すさまじいほどのメンツ。これは観に行くっきゃないと思ったし、初の国立競技場参戦だ。席もバックスタンドの前から5列目が取れたし、これはユニフォームレプリカを着てないとヤバい気がしてきたので、今日早速買ってきた。残念ながら、選手名入りのものは売り切れていて、プレーンなものしかなかったけど😭 この新ユニを最初見たとき、Y-3の文字が目立ち過ぎて良くないと思ったんだけど、さすがに見慣れるとそうでもない。日本を象徴する色は紺色や藍色だと思っているので、サムライブルーがその方向に行ってくれて個人的には満足。アウエー用ユニは白地に赤い炎?のデザインだけど、こっちのほうは女子はいいけど、男子はイメージ的にいまひとつな気も。青い炎で良かったのでは・・・


── 最近の西友でのお気に入り ──

西友吉祥寺店には昔からよく行く(駅前の、人の多い、おしゃれ系店舗にはないマイナー感と言うか、地元のオアシス感と言うか)んだけど、少し前にここの社長が宣言したように、もう安売りのスーパーじゃない。品数こそ豊富だけど、いろいろ見ても全く安くない。オーケーなんかとは比べるべくもない。それでも、客の少ない平日の日中とかを見計らって寄ってしまうのは、やはり寛ぎから来るものなんだろうね。で、今のお気に入り商品なんだけど、ひとつは『みなさまのお墨付き』の「焼きあごだし醤油」パスタソース。これをベースに、にんにく、鷹の爪、ベーコン、葉だいこん(小松菜やほうれん草でも可)を加え、ペペロンチーノ風パスタにすると絶品😋 もうひとつも同シリーズだけど、最初に食べたとき、今まで食べたデザートの類でこれ以上のものはなかったと思えたほど、衝撃を受けた逸品😲 もちろん自分の好みということもあるけど、これはホント最高です👍


── 今さらだけど、アメリカのTVドラマ「LOST」は最高に面白い ──

体調不良やら何やらで、更新を中断してました😓😓😓 その間もNETFLIXでずっと観続けていたのがこれ。どんなのかなと思って観出したらもう止まらない。シーズン6まであって全121話。2004年から2010年まで、6年にも及んだ壮大なドラマだった。旅客機がある島に墜落することからストーリーが始まるのだが、キャストも個性派揃いでバラエティに富んでおり、とにかくドラマ自体がもの凄く面白い。和洋問わず、今まで見たドラマの中でダントツの1位だね。ドラマなんで1話40〜50分ぐらいなんだけど、あっという間に終わってしまって、そのまま続きを観てしまう。昨日、最後のシーズン6の半ば過ぎくらいまで観たけど、最後どういう結末になるのか興味津々。真田広之が島のテンプルの長役でいきなり出てきたときはビックリした😅 若いときと比べ、顔も体型もなんか丸くなったよね。おれと同い年なんだよなー。今は主にアメリカをベースにしているみたい。かなりの長編だけど、「LOST」未試聴ならぜひ観てください✌️


── 大谷資料館へ行ってきました ──

一泊二日の強行軍での栃木観光。一日目は「来らっせ」にて、有名店の餃子を堪能。個人的には「香蘭」の水餃子が一番美味しかった気が。ビジュアル絡みで期待していた「めんめん」は、かなりあっさり味で、今ひとつ物足りない気がした。「みんみん」は王道って感じ。食べ過ぎたのか、何か食べ合わせが悪かったのか、ホテルに戻ってしばらくしたらおなかが痛くなってしまった😭・・・ 二日目はメインと考えていた「大谷資料館」へ。ここはまさに壮観そのもの。インディ・ジョーンズの世界って感じ! 古代にタイムスリップしたような気分になる。真夏なのに中は14℃! 天然のクーラーが効きまくっている。ライトアップもキレイで、ここまで来て良かったと素直に思えた。昼食後に寄った喫茶店「ジュエル」のコーヒーゼリーが、見た目も味もグッドで、お店の人気メニューなのが頷けた👍 こういうお店なら、ナポリタンとかも絶対美味しいはず。東京への帰路はもの凄い雷雨⚡️に見舞われ、集中豪雨の中をつっ走ることになったけど、なんとか無事に帰宅💦


── Neal Hefti「li'l darlin'」のジャケ写を拡張し、ニューバージョンのジャケを作ってみた ──

Neal Hefti「li'l darlin'」(1曲目の『Cute』が最高)のジャケ写があまりにも美しいので、PhotoshopのAI機能で周囲を拡張し、ジャケを新調してみた。何度か試行錯誤したけど、ほどほどごまかしを含めつつ、この程度の出来なら、まずまず許容範囲じゃないかな😊


── 「7つの武器」が『王様のブランチ』で紹介されていた ──

翌日の編集担当からのメールで知ったことなんだけど『王様のブランチ』のブックランキングのコーナーで「7つの武器」が紹介されたとのこと。しかも1位! ウチの娘はこの番組をよく観ているので、番組自体は自分も知っていたのだけど、ちょうどそのとき(普段テレビは自分の部屋で観ているのだけど)たまたまリビングのテレビでドジャースの試合を観戦していたので全く気付かず…。もしリアルタイムで目にしていたら、超ビックリ😳だったのでは。 確かその頃、何気なくamazonの売れ筋ランキングを見たら、いきなり10位になっていたので、バックで何かが動いたのかなとは思っていた。でもまさかこんなことになっていようとは夢にも思わず。やっぱテレビの力は絶大です🙇🏼‍♂️


── 陰と陽展 ──

内輪のことで恐縮なのですが、造形大彫刻科4年のウチの次男が、コピス吉祥寺4Fのアートギャラリー(連絡通路)にて、6月一杯個展を開いています。テーマはマスク。吉祥寺にお寄りの際は、ぜひ観てやってください(ここに掲載した7つのマスクは、昨年、高円寺で個展を催したときのもの)。メインはマスクですが、写真とエッチングも展示しています

追記:6/30無事終了しました。
観に来てくれたみんな、本当にありがとう


── 美脚レコジャケ4選 ──

引き続き、美脚レコジャケを4選。左上は言わずもがな最高レベル。タイポグラフィーも素晴らしい。写真なのかリアルイラストなのかの判別はともかく、とにかく非の打ち所なし。右上のイラストジャケだが、にょきっと伸びた細身の大根のような真っ白な足もさることながら、その足首に纏わり付いたACコード、乱雑に脱ぎ捨てられた衣服と下駄、なかなかにエキゾチックなムードがあってgood(ちなみにこのアルバム、Eric Galeの私的ベスト)。次に左下。立ち姿で膝下の構図となると、超有名なのはあの「cool struttin'」だけど、個人的には総合力でこっちのほうが好き。最後の右下のジャケはちょっと反則気味かも知れないけど、若かりし松原智恵子女史のおみ足およびその組み方がスゴくきれい。改めて昭和の女優は素敵な人が多かったんだなと、今になってつくづく思う😊


── オモロい!(コワい?)レコジャケ5選 ──

2週間ほど前から、しばしば不整脈の症状が続き、先日クリニックで診てもらったのだが、今日から48時間、ホルター心電計を胸に貼り付けて検査することになった。
まあそれはさておき、最近すごいレコジャケを見つけた。左から順に行くけど、このライオン丸みたいなキャラは何? ひと目見たらもう忘れられない。次に、左のおばちゃんのヘアスタイルがスゴすぎ💦 セットにめっちゃ手間掛かりそう。次のはパッと見、絵本風のかわいいイラストという感じなんだけど、手前の男性は何故か左手に斧を持っていて、右手の袋は何のため? なんかこのあと恐ろしいことが起こるような予感が… 次は人物含め、のどかな田舎のイメージなんだけど、何か裏がありそう… そして最後。これがカバーなのか、インナーなのかがいまいち判然としないんだけど、どちらであっても、本人の顔にもろ穴を開けるというまさに究極の仕様😅 これダントツで1位(コワい)です👑 ちなみにその下は、Apple Musicに載っている同アルバムのジャケで、ごくごく普通の仕様。この「Wayne Newton」って人、ジャンル的に全く興味がなかったのでこれまで知らなかったんだけど、試しに一聴してみたら、女性の声にしか聞こえない。もしかして女性が男装して歌っているのかと思って調べたら、れっきとした長身の男性でした💧


── キングジョー現る! ──

昨年暮れに速攻予約したキングジョーのフィギュア。先日やっと届いて開封したところ、正直言って少しガッカリ😓 考えていたよりも小さく、かつメタリック感に乏しい。特に後者は致命的な気が…。 頭部と胸部が、らしいサウンドと共にビカビカ光るのはカッコイイんだけど…。そこで、iPhoneで撮影し、Photoshopの生成AI+ニューラルフィルター+カラールックアップを使って、ある程度自分のイメージに近づけてみた。すでにAI機能はちょくちょく使っているけど、水面に映った影をちゃんとそれらしく表現したのを見て、改めてスゴさを再認識。ニューラルフィルターの深度ぼかしで遠近感を出したんだけど、なぜか頭のてっぺんに付いている3本の突起(アンテナ?)までがボケボケになってしまった。これも背景と誤認識してしまったのかな? フィギュアの出来としてはいまいち満足の行くものではなかったけど、キングジョー自体は、造形的にもカッコ良く、分離合体というのがそれにまた拍車を掛けてカッコイイ👍


── 人生初!作品 on 作品が実現 ──

自分が毎月手掛けている「月刊 Newsがわかる」の2024年4月号(現時点の最新号)の表紙で、人生初の作品 on 作品が実現した。おそらくもう二度とないことなので、ものすごく嬉しい😊😊😊 桃電白地図ドリルの編集担当C氏から、本誌の読者プレゼントとして数冊提供してもらえることになり、それを元ネタに編集部に掛け合ったら、幸運にもOKが出た。ちょうど巻頭特集が「日本列島おもしろランキング」というタイトルだったので、内容的に白地図とはまさにバッチリなタイミング。この組合せでなければ、まず実現しなかったことなので、巡り合わせの妙としか言いようがない。お互い相乗効果で、売れ行きにプラスに働いてくれれば良いのだけど…


── 4K BRAVIAで、DAZNの動画が一時停止したり、消えたりするのにずっと悩まされていた… ──

DAZNでのサッカー観戦は良くするのだけど、リビングの4K BRAVIAにインストールされているDAZNアプリを通して観ていると、たびたび一時停止したり、酷いときは画面が消えたりすることもあって、アプリを入れ替えてみても、BRAVIAを再起動してみても、結局解決には至らず、半ばこういうものだろうと諦めかけていた。が、よく考えてみたら、MacやiPadで観るとき、仕事場のREGZA+Fire TV Stick 4K Maxで観るときは、ほぼそのような事象は起きないので、Fire TV Stick 4K MaxをBRAVIAに繋いだら上手く行くのではと思い、早速数分間試してみたところ、いつも悩まされてきた事象は起きない様子だった。実は以前にも試したことはあったのだが、画面の色が(Fire TV Stick 4K Maxの色調設定に依存した)シネマのような色温度高めの色調になってしまって、BRAVIAのオリジナルの色調が反映されず、これはダメだと思いすぐ外してしまったのだが、これに関しては今日YouTubeのあるチャンネルで、Fire TV Stick 4K Maxの設定変更の仕方を知り、そのように設定したら、ちゃんとBRAVIAのオリジナル色調で観ることが出来た👍 仕事場のREGZAには常時付けておきたい(仕事中、良くYouTubeをストリーミングで流しているので→はっきり言って、Apple Musicよりも音がいい)こともあり、BRAVIA用に最新版のFire TV Stick 4K Maxを別途購入することにした。これで解決出来たら1万ぐらいの投資は痛くも痒くもない😊


── 最初のターニング・ポイントになった(と思われる)作品 ──

独立1年目のことなので、もう大昔の話だけど、ちょっと大げさかも知れないが、自分のその後の運命を決定づける足がかりになったと思われる仕事がこれ。広告制作プロダクション在籍時、共にヤマハ発動機担当で仕事をし、最も信頼をおいていた同僚のA氏がこの仕事を紹介してくれて、運良く制作にこぎ着けた2枚のシングルCDジャケットなのだが、タイトルは絶対最上部に横組でとか、いろいろ先方の制約が多く、決して満足な出来にはならなかったんだけど、それを差し引いても今見ると作り自体は明らかに古くさい😓… そもそも時代が違うので、まぁとりあえずそこは目をつぶるとして、この数ヶ月あとに、Mac Fanの面接を受けた際、作品の一部としてこれも持参したのだが、面接した編集長がたまたまこの手のジャンルに興味津々だったようで、意外にもウケてしまい、幸運にもデザインスタッフとして採用の運びになった。そしてその半年後くらいに、Mac Fan BeginnersのADを任されることになり、そこからいろいろ繫がって発展していき、紆余曲折はあったけど、今の自分が存在している。ジャケットの打合せのあと、鈴里本人にも会ったことがあるが、彼女も今年でもう50になるみたい。時の流れは早いです


── サッカー日本代表に思うこと──

昨日のアジアカップ・インドネシア戦は、とりあえず順当に勝ってくれて一安心。最後に1点取られなければもっと良かったけど。次の相手はどこであれ早く当たるか遅く当たるかの違いだけなので、それはどうでもいい。要は勝てばいいだけの話。昨日観ていて改めて思ったけど、やっぱり富安はスゴイ👍 DFに安定をもたらしただけでなく、ダイレクトで堂安に通したロングパスも素晴らしかった。写真は昨年息子夫婦がくれたリストバンドで、そのときは富安が付けていたNo.16。今は吉田の後を継ぐ形になってNo.22になっちゃったけど、この背番号を今は毎熊が付けていて、不調の菅原に代わって昨日先発し、かなりいい働きをしてくれたと思う。R16までに久保の調子が上がるのと、ジョーカー三苫の復帰を期待しつつ、ハラハラドキドキだけど、このあとも楽しませて欲しい😊

※追記:昨日の韓国×マレーシアは最高にオモロイ試合でした😅 マレーシアの頑張りには敬服します


── ドラマ「鵜頭川村事件」を観て──

先日、NETFLIXで配信中の「鵜頭川村事件」というドラマを観た。ストーリー的にはそこそこ面白かったんで一気に観てしまったけど、今の時代の村ならそんな人員構成じゃないだろとか、殺害を犯してしまった人物は精神疾患だったのかとか、その死体はどうなったのかとか、いろいろ不明確な部分が多いまま終わってしまった感が…。伊武さん始め、俳優陣は悪くないんだけど、なんか話がスッキリしない。ドラマなんで、映画みたくお金を掛けていないこともあるんだろうけど、ちょっとチープな感じが見え隠れしちゃってる。このポスターから受けるようなイメージのインパクトはない。もしかしたら原作を読めば不明確だった部分が分かるのかもと思い、図書館で借りてきたけど、思ったより本文が長いのと文字が小さくて読む気が起きず、諦めて返却しようかと思っている。不明確に思えた部分がどうだったのか、誰か教えてくれないかな😓


── プロセスのイエローをTOKA蛍光イエローに変えて刷ってみた──

写真は12月13日に発売予定の「お金が増えるノート術」の色校。当初予定していたプロセス4色のところを、イエローのみ、TOKAインキの蛍光イエローに変えて刷ってみた。カバー表1のペンのイラストもなるべくイエローのパーセンテージを上げて、蛍光イエローの効果が出るように狙ったつもり。それなりに上手く行ったかも。ワンポイントの豚の貯金箱のタッチがなかなかFIXしなくて、イラストレーターのMさんには必要以上に負担を掛けてしまった… 最初の打合せが不十分だったことも要因で、やっぱり打合せはしっかりやらないとダメだなと、改めて思った次第…😓


── 昭和の美人の典型──

改めて見る、若いときのあべ静江は本当に美しい😮 まさに昭和の美人の典型と言っても過言じゃない。百恵ちゃん命だった中学の頃、テレビや雑誌で見るあべ静江は”キレイなおねえさん”という印象は持っていたものの、大人っぽさのせいか、それ以上の感慨は持っていなかった。しかし、当時の彼女の動画や写真を改めて見れば、こんなキレイな人、普通お目に掛かれないよなとつくづく思う。あまりの美貌のせいで、いい男性には恵まれなかった(畏れ多くて近づき難かったんだろうな…)ようだけど。ホント、飾っておきたいぐらいの完成度だもんね。歌唱力も抜群で「みずいろの手紙」は大好きな曲。あべ静江とはまた違った視点で、アンヌ隊員のひし美ゆり子なんかも、昭和が生んだ美しく可愛い女性だよね🥰 そう思うと、昭和もいい時代だったんだなー


── 最近のヘヴィメタル ──

音楽のジャンルで一番好きなのはジャズだけど、たまにヘヴィメタル系が無性に聴きたくなる。特に最近はPVにスゴイのが多い💧 このところ、発売当日に仕入れたMeta Quest3を通し、YouTube VRの大画面かぶりつきで観るPVは迫力満点👍👍👍 その中で特に印象に残ったお気に入りバンドを4つ紹介したい。①Grymheart:いわゆるメロデスのバンドだけど、演奏も容姿も最高にイカしてる! ②Nocturna:フロントの女性ボーカルのデュオが売りのシンフォニックメタルバンドで、特にソプラノパートのRehn Stillnightが超カッコイイ! ゴシックファッションモデルもやっているだけあって、ゴシックの衣装は彼女のためにあるようにさえ思えてくる ③Dogma:修道女をデスメタルのイメージで作り上げたバンド。まさに逆十字〜神への冒涜という感じだけど、これがまたカッコイイんだよなあ。そして最後の④、Centhron。メタルではなくEBMというジャンルになるが、いずれにしてもコイツらは完全に狂ってる💦 PV自体の出来も凄くいいのだけど、とにかく普通じゃない。表情にしても不思議な動きにしても、まさに変態としか思えないのだが、一度観たらまた別のPVを観たくなるような中毒性も兼ね備えていて、かなり危ない。久々のカルチャーショックでした。またあとで観ようっと😅


── 熱い思い出がよみがえる… 新・エースをねらえ、そして COMPLETE DVD BOOK vol.1発売! ──

高三の時分、めっちゃ好きで毎週欠かさず観ていたアニメ。OPの「青春をかけろ」という曲がまた凄く良くて、今聴くとサビのところなんか、思わずじーんと来て涙が出てくる😭 劇画調の美しいビジュアルに感動しつつ、TVにかぶりついて観ていたのを今も鮮明に思い出す。ついさっき、YouTubeで運良くOPを耳にし、改めてその良さを再認識させられた。テニスが好きとか、このキャラが特に好きとかそういうのはなくて、とにかく作画・ストーリー含め、トータル的になんかグッと来たんだよな。アニメもまた観てみたくなって、なんとなくamazonで検索してみたら、9/29にDVD BOOK Vol.1が発売になるとのこと!! 速攻で予約しちゃった。そのあと少し間を置いて順次発売され、全3巻でコンプリートになるらしいので、もちろん全部買う。こういうのって、すぐ観なくても持ってるだけで嬉しいというか安心というか、jazzのアルバムなんかも同様だけどね✌️


── 古代メキシコ展を観てきた ──

先日、上野の東京国立博物館で開催中の「古代メキシコ展」を観に行った。あえて夕方近くに行ったのだが、それでも結構な人出だった。明らかに日本の土偶や埴輪などと比べ、作りがリアルというか、サイズの大小に関わらず、何かを切実に語りかけて来るようなインパクトがある。神への祈りや畏れ、生贄、戦い、滅亡、奴隷などが絶えず絡んだ、独特の文化から来るものなんだろうね😔 うっかり写真を取り損ねてしまったのだが、ガッチャマンの原型のような鳥人間風の大きなオブジェや緑の仮面など、興味深いものがたくさん展示されていて観応え充分👍


── SILENCIO(シレンシオ)行ってきた ──

ウチの近くにSILENCIOというミュージック・カフェバーがあるのをつい最近ネットで知り、早速行ってみた。ソースはアナログ専門で、JBL「L88 NOVA」から勢いのあるサウンドが迸る。音量はBGMより断然大きく、ジャズ喫茶よりもやや小さめという感じ。会話が出来るギリギリのライン。ソースはジャズ・ロック・エレクトリックなど洋楽の多岐に渡り、マスターはかなりの通。KEN McINTYRE「Year Of The Iron Sheep」のアルトの音が生々しい。アナログ時代の雰囲気をよく再現しているシステムだ。枚数は少ないものの、中古レコードの販売もしていて、オリジナル盤なども含め、レアものが多い。ジンやラムなどのお酒の種類も多く、料金も良心的。チーズやピザなど、飲みながら軽く食べる物があるとなお良いのだけど…


── 座右の銘 ──

この話はjazz & audioコーナーとどちらに入れるか迷ったのだけど、内容的にはjazzをより深く知るため(かつレコード蒐集の際の目標として)に大いに参考になっただけでなく、装丁的には自己のデザインに関する感性を確立する上で重要な指標ともなった、まさに自分にとって座右の銘とも言うべき2冊だ。共に昭和63年(1988年)発行のjazz指南本だけど、内容・装丁共に今も色褪せることのない素晴らしい本。「JAZZ OF PARADISE:JICC出版局」は四谷のジャズ喫茶『いーぐる』の後藤氏の著作で、「名演! JAZZ PIANO:講談社」は複数のライターの寄稿文で書かれたもの。前者は装丁者の表記がないので、おそらく内制されたものなのだろう。カバーに当時としては斬新なエフェクトを施し、本編右ページに延々と続く本文、左ページにアーチストごとの推薦アルバムを3枚紹介するという大胆なページフォーマット。後者はかの有名な戸田ツトム氏の装丁によるもので、カバー、本文共に、和文タイポグラフィーの極みと言っても過言ではない。罫線を駆使した美しい文字組に、自分もこういうデザインを目指したいと切に思った。時折本棚から出すたびに、当時のことを懐かしく思い出す。休日ともなれば「JAZZ OF PARADISE」に載っているアルバムを探しに、渋谷や高田馬場などの中古レコードショップに足繁く通った。柏にjazzコーナーが充実という触れ込みのディスク・ユニオンが開店したことを知り、あまり深く考えもせず一度だけ足を延ばしたことがあるが、あまりの遠さに辟易したのを覚えている💦


── PICO 4の使用感 ──

最近またちょっと気になっていたVR。初代PSVRで「BATMAN」を最初にやってみたときの感動は忘れられない。購入当初はしばらく楽しませてもらったものの、有線接続のため、とにかく配線や接続機器が多く、片付けなども含め何かと面倒で、いつの間にかお蔵入りしてしまった。それが技術の進歩により、今はワイヤレスのスタンドアローン方式となり、実用性が大幅に増した感じ。META QUEST 2とPICO 4どちらにするか迷ったんだけど、ちょうどキャンペーン期間中で5000円引きだったこと、前者が発売からしばらく経っていたこと、今はあまりゲームをしないことなどを考慮し後者に決めた。ただ、中国の製品なので一抹の不安はあったのだが、作り自体は決して悪くない。レンズもそれなりにいいものを使っているようで、ユーザーの書き込みを読んでも画質はいいほうみたい。PICO VIDEOというオリジナルのアプリで鑑賞するコンテンツは、なかなか興味深いものもあって「スパイダー・バース」の3D映画が無料で観れるのには(全く予期していなかっただけに)ビックリ。amazon primeの専用アプリはないものの、それをPICOブラウザを通して観ることは可能だが、PICO VIDEOやYouTubeのように全画面にすることは出来ない。と言っても、体感的に100インチ以上のスクリーンで観るような感じにはなるので、さほど不満はないかな。PICO VIDEOのコンテンツには、オリジナル制作のAKB48のステージを3Dで間近に観ることが出来、かなり実在感もあっていいんだけど、別のタイトルで、女の子が目の前でダンスなどのパフォーマンスをする3Dコンテンツがいくつかあって、タイトルには「〜の日本人の女の子」と書いてあるのに、日本人じゃなくて中国人か韓国人なんだよ。ひと目見てすぐ分かるけど、しゃべり出すと日本語がもろ片言。このあたり、まさに中国製というテキトーさ以外の何物でもない。外国人が見たら、日本人も中国人も韓国人も区別が付かないだろうから、これでいいんだよみたいな、ほんとテキトー。最近はちょっとした音響関連の機器でもamazonなどで中国製がはびこっているけど、安価なのはいいとしても、やっぱりどこか製品そのものの信頼性に欠けるところがあるのは否めないんだよなー。今日「immersed」というフリーのバーチャルデスクトップのアプリを、PICO 4とiMac双方にインストールして試してみたんだけど、これが結構面白い。ただ、amazon primeなどのサブスク動画配信は権利保護のプロテクトに引っ掛かるようで、音声は流れるものの、動画の視聴は不可(YouTubeは視聴可能)だった。今後有料になったとしても、現状の不満点が解消されるなら、いろいろ便利に使えそうなアプリなんだけどね…。このPICO 4に関しては、購入後すぐからいろいろあったのだが、一度では書き切れないので、続きは次回に。

※追記:今日システムアップデートがあり、ハンドトラッキングが使えるようになった! 慣れは必要で、未対応のアプリもあるようだけど、嬉しい追加機能には違いない👍


── stereo 2023.05 付録 オーディオチェックCDジャケ、作ってみた ──

stereo 5月号の見本誌が届いたので、今日早速作ってみた。このオーディオチェックCD(ジャケとインレイ及びレーベル)をデザインしたのは3度目だけど、実際に切り抜いて作ってみた(写真はジャケ表1とレーベル)のはこれが初めて💦 切り抜くのと透明ケースを用意するのがどうも面倒で…。読者の方々も同じ思いで敬遠している例も多いと思う。長い定規とカッターとカッターマットが必須だし、インレイの折り目も(切れない程度に浅く筋を入れるとか)ちょっとコツがいる。ジャケはお好みで、表1・表2・表4のどれをオモテにしても使えるような仕様にしたつもりなんだけど、こうして作ってみると、表2がシンプルでいちばんいいような気がしてきた。レーベルは工程上、だいぶ早めに入稿したんだけど、その時点では、MI(パーカッション・デュオ)のクレジットしか入れてなくて、あとで確認したら、お寺(修廣寺)での録音もかなりあったことを知り、レーベルの修正を打診したんだけど、もう修正は無理とのこと…。そのこともあり、ジャケの表4は修廣寺のイメージカットで構成し、あえて修廣寺sideに。モノトーン(+ノイズ)にしたので、何となくVenusのジャケみたいなイメージに出来たかも。確かにちょっと作るの面倒だけど、作ってもらえたら嬉しいです👍


── 昔のドーナツ盤 vol.1 ──

1〜2月、仕事が忙しくてしばらくほったらかしてました💧 最近サブスクでよく聴いているのが、昔のドーナツ盤全盛時代の歌謡曲。まずは1968年リリースの黛ジュン「天使の誘惑」。自分が小学2年の頃の大ヒット曲だけど、当時の実家には国道に面して大きな板塀があったので、ポスターを貼らせて欲しいという人がよく来た。この黛ジュンの山形公演時のポスターも貼ってあったことがあり、確か絵面はブルーバックで超ミニワンピの全身像だったと記憶しているけど、子供にとってはちょっと目のやり場に困るような刺激的なポスターだったな。で、曲のほうだけど、改めて今の音で聴いてみるとこれがかなりいい。72年の三好英史「雨」も好きな曲だったんだけど、当時はテレビやラジオの醜悪な音でしか聴いたことがなかったので、音の良し悪し(曲のアレンジも含め)なんかさっぱり分からなかったが、これを今の音で聴くと、こんな音が入っていたんだーと新たな発見多々でビックリ。73年リリースの天地真理「恋する夏の日」は、まさに真理ちゃん全盛時の曲。今聴いても気持ちがウキウキしてきて元気がもらえる大好きな曲だ。同じく73年の城みちる「イルカにのった少年」も素晴らしい。伊藤咲子と同時期のスタ誕出身だと思ったけど、当時はスタ誕よく観ていたなー。懐かしい。阿久悠、戸倉俊一、三木たかし、森田公一など、曲の作り手である審査員の先生方も、個性派揃いでみんなカッコよかったな。続きはvol.2で。


── ピカソとその時代から ──

先日、上野の国宝展を観に行ったのだが、手前の国立西洋美術館で「ピカソとその時代〜ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」をやっていたのを知り、先にこちらを鑑賞することに。ピカソ以外に、ブラック、マティス、クレー、ジャコメッティも展示していて、個人的にみんな好きだったので、最高にハッピーな気分😍 しかも一部の作品を除き、撮影もOKだった。中でも凄いと思ったのが、ピカソの《黄色のセーター》の女性の手。手にこんな解釈が出来るのはピカソならではだと改めて思った。それと(作品名は失念してしまったけど)マティスのセンスの良さが分かる一品。売店で、この絵柄の缶バッジならぬキュートな刺繍バッジを売っていて即買い。国宝展は人の頭を観に来たのかと思うほどの混雑だったけど、こちらはそんなこともなく、じっくり鑑賞出来てとても良かった。


── 無念の今季終了 ──

郷土愛で応援していたJ2モンテディオ山形の2022シーズンが終了した。最終盤がんばって6位に滑り込み、なんとかPOにこぎ着けたが、1回戦の岡山には3-0完勝したものの、6日の熊本との2回戦はチャンスを決めきれず、2-2の引き分けに終わり、J1昇格の希望は潰えた。相手陣内での細かなパスワークからの崩し、ボールポゼッションは山形ならではのものだし、それができる人材が揃っていて、その点はとても魅力的なのだが、ゴール前での細かなパス交換をやり過ぎるときがあるのと、戦術的な自陣近くでのパス回しは常に危険が伴い、致命的なパスミスやパスカットで何度やられたことか。その悪癖に連なるプレーが大事な熊本戦の後半開始早々に出てしまった。先にあと1点取りきる雰囲気は十分あったけど、相手守備陣のがんばりもあって、ついに届かなかった。今季途中からディサロやデラトーレ、チアゴなどいいメンバーが揃って、戦力は例年になく充実していただけに無念の思い…。来季はまたバラバラになって再編なのかな。康太なんかJ1で活躍すれば、次の代表だって狙える逸材なんだから、正直言ってJ2に留め置くのはもったいないと思う。柏とかフィットすると思うけどね。もう今季以上の攻撃陣は望めないような気がするし、やはり山形はJ2の強豪という位置づけが適しているのかも。


── チャコールグレー箔 ──

少し前に下版となり、先日見本が届いた「言語化の魔力(幻冬舎)」。念願叶って、やっと箔押しが出来た😭 長いことやっていなかったうちに箔押しも進化していて、いろんな色が押せるようになっていた。箔押しというと、ゴールドかシルバーが一般的だけど、今回はチャコールグレー箔をチョイス。色校で見て、これがバッチリ! 光がストレートに当たるとシルバーメタリックのように光るが、通常の見え方はブラックに近い。触ると、当然ながら凹になっていて高級感もある。OKエンボス梨地+グロスPPの質感もいい感じ。本文中のワンポイントイラストは、たかしまてつを画伯に描いてもらった。シンプルだけど彼らしい味のあるテイストで、本の内容とのマッチングもgood。11月9日発売予定で、もうまもなくだが、あとはそれなりに売れてくれれば言うことなし(この筋の有名人でもある著者の樺沢氏は、YouTube等で良書を丁寧にアピールしてくれているみたい)だけど…。


── 大原美術館での収穫 ──

先日、倉敷の大原美術館を初めて訪れた。率直に言って、素晴らしいの一言。有名どころがこれ程たくさん収蔵されているとは思わなかった(不勉強過ぎ💦)ので、嬉しい誤算。エル・グレコの「受胎告知」もここにあった。セザンヌ、シャガール、ブラック(個人的に好き)、ゴーギャン、キリコ、ドガ、カンディンスキー、クレー、マネ、マティス(個人的に好き)、モディリアーニ、ミレー、ミロ、ムンク、ルドン、ルノアール、ルソーなど蒼々たる巨匠の名画が居並ぶ。中でも作品的に目を引いたのは、フォンタナの「空間概念 期待」とピカソの「頭蓋骨のある静物」。ショップで額絵を見つけ、買って帰った。全国旅行支援にわずかにタイミングが合わず、その恩恵を受けることが出来なかったのが悔しいけど、とてもいいものを観れたので、とりあえず良しとしよう。倉敷の街も初めてだったけど、美観地区は風情があっていいね。「カモ井」で食べたそばもかなり美味しかったし、ぶらぶら歩いていたら「いがらしゆみこ美術館」にも偶然遭遇した(懐かしい「キャンディ・キャンディ」のテーマソングが流れていた)。今回は駆け足で回ったけど、またいつかゆっくり再訪したい。


── 今はなき、麺憎吉祥寺北口店の担々麺と餃子 ──

一昨年の4月に惜しむらく閉店した麺憎吉祥寺北口店。自分にとって、数少ない地元のオアシスだった。このお店の開店間もない頃、初めて入店したのは確か37年ぐらい前のはず。当時は店長も違う人で、当時珍しかった豚の背脂を売りにした醤油ラーメンがメインだった。その後しばらくして店長が替わり、良く注文したのはつけ麺。醤油ベースのあっさりしたつけ汁に、醤油やラー油、酢、一味、こしょうを入れて自分なりの好みにしたあと、麺をぶち込んでガッツリ食べるのが大好きだった(濃くなったつけ汁ももちろんそのまま完飲)。それからのちも、銀行等へ行く用事がある際など、その帰りによく通ったのだが、一番奥のカウンター席が自分にとっては絶対の特等席で、玄関からチラ見してそこが空いていないときは、残念に思いながらもスルーしたものだ。あるとき、担々麺がサービス品(餃子3個が付いてくる)になっていたので、食べてみたところ、これが絶品。いつの間にかすんなりと食べきってしまう。本当に美味しかった。それ以降、担々麺はあちこちで食べたけど、これを超える担々麺には未だ出会ったことがない。そして餃子も、吉祥寺では一番美味いと密かに思っていた。このセットは最高以外の何物でもない。店長の人柄はもちろん、途中からお店に入った奥さんもとても愛想の良い好感の持てる人で、出来ることならずっと続けて欲しかったんだけど、残念ながら、店長の体力が厳しくなったとの理由で閉店に至ってしまった。ここのスタンプを集めてもらったオリジナルのTシャツが、何故かもの凄く着心地が良くて、ボロボロになっても着続けた。吉祥寺は以前からの馴染みのお店がどんどんなくなり寂しい限り。時代の流れと言えばそれまでだけど、今はまったく別種のお店になっているその前を通るたび、もう食べれないんだなと思うと無念でしかない…。


── 殺気烏賊 ──

先日、西友のお酒コーナーで見つけた、その名も「殺気烏賊」。「さきいか」ならぬ「さっきいか」というネーミングが凄い。激辛唐辛子〈キャロライナリーバー〉を配合したさきいかとのこと。裏を見ると「神レベルの辛さ・刺激のため、辛味が得意な方でもご注意ください。高血圧・胃腸の弱い方・体調不良・高齢者の方は食べないでください」と書いてある。家に帰って早速開けてみたが、さきいかの色自体は白くて辛そうなイメージはない。食べてみたところ、確かに辛い感はあるが、量が少ないので、すぐ食べきってしまう。唇の周りがヒリヒリするけど、そんなに長くは続かないし、普通に美味しく食べれるレベル。ただ、これをつまんだ指で、目のあたりをこすったりしたらかなりヤバそう。改めて外パッケージに貼ってある商品名を見たら「恐怖の殺気烏賊〜究極」というタイトルが付いていて、注意事項に「口から火が出る恐れあり」とも書いてあった。そこまでではないけど、辛さの耐久がない人は止めたほうがいいかもね。


── ティガは美しい ──

ウルトラマンは大好きだった。いろんなウルトラマンを観てきたけど、造形の美しさ〜デザイン的な完成度ならティガに勝るものはない。平成になって復活したウルトラマンシリーズの第1作目だと思ったが、この前年に長男が産まれ、親子三人で観始めた番組でもある。ストーリー的にはサスペンス調で、セブンの感じに近い印象はあったが、あまり記憶に残っていない。確か1年ほど前に、ヨドバシのおもちゃコーナーをぶらぶらしていたら、ティガのソフビ(23cmほどある大きめのもの)が目に留まり、懐かしさと共に、改めて造形の美しさに触れ、買わずにはいられなかった。このソフビ、出来はかなりいい。他のこれより小さいサイズの怪獣なんかは、出来がいいものがほとんどない。昔に比べると、ソフビってなんかちっちゃくなったよね。そのほうが遊びやすいから? それとも単に原価を抑えたため? こういういいものを作れば、大人だって買うのにね。ちなみに、ウルトラマンシリーズで一番好きな歌は、帰ってきたウルトラマンの主題歌。最後にハモるところがいつ聴いてもゾクッとくる。ドラクエのテーマもそうだけど、すぎやまこういちは天才だよね♥︎♥︎♥︎


── 気に入らないジャケを改変してみた ──

まずオリジナルのジャケなんだけど、まさかデザイナーが作ったんじゃないよね。これでゴーになったのが信じられない。ジャケ写自体は悪くないのに、デザインがこれでは、浅香唯が可哀想過ぎる😭😭😭 それで改変してみた。ついでに写真の色調もやさしいピンク系に変えた(タイトルも変えちゃったけど)。何はともあれ、二十歳頃の彼女はホントにアイドルしてたね。今、YouTubeとかで改めて観ると「Melody」の振り付けなんか凄くカッコイイ(特に左手の動き)。もちろん可愛いんだけど、カッコイイと言ったほうがより的を得ている感じがする。

もうひとつ。これはタイポのオリジナルデザインが悪いわけではないんだけど、なんでこうなったのか、個人的に好きじゃないので改変してみた。タイナカサチさん自体、元々きれいな人(特に、デビューアルバムのジャケ写や、精霊の守り人EDのシングルCDのジャケ写はホントに美しい。双方とも思わずジャケ買いしてしまった)なので、やっぱり写真で構成したいよね。ちょうどいい写真があったので、シンプルかつナチュラルなイメージでまとめてみた。


── EVA2020×final Type-REI ──

何気なくヤフーのトップページを見ていて目に留まり、今日が発売日と知って衝動買いしたfinalのEVA2020×final Type-REI。最初amazonで買おうとしたら、もう在庫切れなのか検索してもヒットしなかったので、販売元のfinalのHPから注文した。数日後には無事届き、早速開封してみたが、デザインはなかなか(特に、イヤホンを充電ケースに収めたときの点灯がなんかエヴァっぽくていい)だけど、筐体がプラモデルみたいなのと、イヤホンとしての性能はそんなに高いものではなさそう(追記:届いて2日後、再度試聴してみたら、エージングが進んだのか、芯のあるメリハリのある音に変わった。低音もかなり低いところまで出ているし、音の明瞭度も高い。耳が痛くなるので長時間は付けていられないけど)。なんと言っても一番のウリは、電源のオンオフやベアリングなどのガイダンスが(一瞬だけど)綾波レイの声で聴けること。ただ、6種(×2パターン)ぐらいしかないので、もう少しバリエーションを増やして欲しかった。19,800円という価格が安いのか高いのか微妙なところだけど、イヤホンとしての性能を第一に考えるなら高いと思うし、綾波の声が聴けること+エヴァライクなデザインに特化するのなら、高くはないのかも。通常、カナル型はすぐ耳の穴が痛くなるので敬遠しているから、出来ればインナーイヤー型にして欲しかったが、元々イヤホンはあまり好きじゃないし、そんなに頻繁に使わないからまあいいか。たぶんこれってすぐ売れ切れちゃうのでは。


── 波の塔 ──

松本清張の異色作「波の塔」。いつものサスペンスではないし、この映画自体も、はっきり言って途中で眠くなってしまう類のもので、決して面白くはない。それなのに、妙に記憶に残った要因は、この時代(1960年)の車の超カッコ良さ。それと、昔の女優さんはキレイだったんだなと、再認識させられたこと。それと、たまにお参りに行く深大寺の当時の様子を伺うことが出来るのも興味深い。清張作品としては、意外と短編ものが面白い印象(黒い画集収録の「遭難」や「天城越え」など。後者は映像作品なんかより、やはり原作のほうが自然で数段いいと思った)。もちろん、名作「ゼロの焦点」も大好きだけど。


── 私的昭和歌謡 ──

stereo誌2022年3月号の昭和歌謡特集はユニークないい企画だったと思うけど、チョイスがかなり渋すぎの感もあり、昭和歌謡なら他にいくつか取り上げて欲しかったものがある。と言っても、ほとんどメジャーなものばかりだけど。まず絶対に欠かせないのは「カナダからの手紙」。この曲のメロディラインはまさに昭和歌謡のトップにふさわしい。シングル盤買って何回も聴いたっけ。「わたしの青い鳥」は胸キュンの筆頭格。イントロ聴いただけでゾクゾクする。そして3人の美しいハーモニー、あーいいなあと思わず唸ってしまう「微笑み返し」。じっと聴いているとその情景が浮かんできて、涙腺が緩んでしまう「瀬戸の花嫁」。「迷い鳥」と「心のこり」は自分が若い頃カラオケの定番だった曲。前者は小林幸子の曲としてはヒットしなかったらしいが、佇んで遠くの情景をじっと見つめているような郷愁感漂うイントロはタダ者じゃない。後者についてはジャケ写がこんなダンディイメージだったのを知ったのはつい最近のことだ。ピンク・レディー2ndシングル「SOS」には悲しい思い出がある。高一の合宿のとき親友と二人で、クラスのみんなの前で歌って躍ったことがあるのだが、予想に反して大ウケ。その親友はそれから8年ほどのち、突然旅立ってしまった。みんなから好かれてホントにいいやつだったんだけどね… そして最後は、おれが中学のとき命とも思える存在だった百恵ちゃん。そのファーストアルバム「としごろ」収録のこれこそ隠れた名曲「あのひと」。昭和感漂う何とも言えない胸キュンメロディー。こればっかり何回も何回も聴いてた。今思うとあの頃ってホントに多感だったと改めて思う。自分で言うのもなんだけど、やっぱ純粋だったんだろうね。


── 原点その③ ──

確か、28ぐらいのときに手がけたYAMAHA SC-32のカタログ(同じビジュアルでポスターも作った)。福岡の海の中道でのロケ。数日前にも同じ場所で1艇ロケを敢行し、精神的かつ肉体的な疲労、容赦ない強烈な日差しのため、心身共にヘトヘト状態で、肌は元々黒いほうだった(日焼け大得意)が、このときは外国人のモデルに「ブラック」と言われたほど、ツヤ消しスミのような状態になっていた。おまけに8月の夏休み真っ最中でまともに宿を取れず、赤じゅうたんの大宴会場にスタッフ連中みんな雑魚寝状態。唯一良かったのは食事。YAMAHAのロケにはあちこち何度も行ったが、質・量共にダントツで、大食いのクルーたちは大喜びしてたっけ。ロケ半ばぐらいだったかな、カメラ艇に乗って沖合から戻ってきたとき、桟橋の向こうにヴィーナスを見た。クルーの連中もおおーっとか言って叫んでた。みんな疲れていたので、一瞬幻を見たのかも。でも彼女の出現は、みんなにとって一服の清涼剤になったことは間違いない。周りはあまり色がない世界だったから、彼女に対することで視覚的にリアルに色を感じることが出来たのは新鮮だった。ホントにきついロケで、中日にはダウン仕掛けたほどだったが、こういうシビアな環境に身を置いたからこそ体験出来たことだと思う。いい思い出です。


── Mac Fan Beginnersでの思い出 ──

創刊から休刊まで、足かけ7年、ADを務めたMac Fan Beginners。記念の100号で休刊というのは当時複雑な思いだったが…。在りし日のMacブームに乗って、兄貴分のMac Fanと共に、最初は勢いもあったのだが、Appleの業績が下降し、最悪の状態に陥った際(コスト優先指向になり、デザインを売りにしていた筐体が、まるでDOS/Vマシンのようになった頃)、この雑誌も数ヶ月後にはなくなる運命だった。その大ピンチを救ってくれたのが、iMacだった。おかげでAppleは元より、Mac関連の雑誌や周辺機器を出していた所も存命することが出来た。その後、カラーバリエーションが増えたこともあって、一時ブームとなり、筐体に感謝の意も込め、時をずらして3台ぐらい購入した。使い勝手はともかく、マウスもまん丸でユニークだったし、さすがApple、やるときはやるなと改めて思ったものだ。ADともなると、半分編集部に首を突っ込んでいるようなものなので、いいこともよくないことも、自ずと耳に入ってくる。定期刊行の雑誌は、広告がどのくらい入るか、それ次第で寿命が決まると言っても過言ではない。そのあたりが複雑に絡んできたりして、結構辛いときも何度かあったけど、みんなの助けもあって、なんとかやり切れた感じ。先日棚を整理していたら、表紙の色校控えが1枚見つかった。100回表紙を作ったわけだけど、これは写真の構図とコンテンツのマッチングが上手くいった数少ない例(デザイン系のフォントはその時点での流行りなので目をつぶるとして)だと思っている。この雑誌のターゲットはMacユーザーの初級〜中級者なので、これから事務所が積極的に売り出そうとしている若い女性タレントを表紙のモデルとしていた。ADである以上、当然撮影にも立ち会ったわけだが、思い返せばその中には、デビュー間もない頃と思われる深田恭子などもいたし、ちゃんと話せる性格の良さそうな女子もいれば、反対に結構頭に来るのもいた。昔も今も、アイドルなんてそんなものだろうけど…。特に印象に残ったのは田中美奈子なのだが、これ以前の伏線があり、ちょっと長くなりそうなので、この話は次の機会に。


── 原点その② ──

原点その②、The Scotch House。20代後半から30歳ぐらいの頃に手がけたもの。メンズは完全にアナログ時代のもの(女性モデルを後ろ姿だけで使っている超贅沢仕様。リードを欧文にしているところなど、時代を感じる)だけど、キッズのは、子どもの絵とモデルの写真をMacで合成している。Macをデザインツールにしたまともな印刷物はこれが初めてだったような…。表紙の滑り台イメージなど、そういうシチュエーションを想定して別途撮影し、バックの絵と合成したのだが、写真はまだポジで、それを高解像度スキャンしてデータ化。まだオールデジタルでは出来ない時代で、高解像度スキャナもカラープリンタも超高価(PS対応のものなら、新品は200万ぐらいだったはず。とは言え、性能は値段に比例せず、度重なるエラーで苦しみ続けた…)。


── 原点その① ──

確か、25歳の頃に作った東芝のデジタルビデオデッキのパンフレット。この頃、SONYなどがカッコイイのを作っていたが、まだ名刺にデザイナーの肩書きが付いて1年半ぐらいだったけど、おれもそういうものが作れると思っていた。そんな矢先、チャンスが来た。今見ると、デザインパーツに時代を感じるし、作りが甘い部分は多々ある(指定原稿だったと思うが、これを作るのがきつい)けど、両観音の左にあしらった、当時抜群にセンスの良かった外国ラボのレンタルポジは凄く高くて、予算の潤沢な仕事でないと使えなかったが、このときはそれも使えた。よく見れば合成だと分かるんだけど、まだMacなどがデザインツールとして使える時代ではなかったので、当時何度も耳にした、いわゆるレスポンスを使った合成なんだと思う。一度そのオペの現場をみせてもらったことがあるが、今では考えられない大がかりなシステムで、当然価格も半端なく、専門のラボでしか持ち得ないものだった。不要な部分をちょっと消し、ポジ化するだけで、ウン十万したはず。会社として大きな投資だっただろうが、その後、Macが台頭して以降、あの類いのものはいったいどうなったのか…。表紙は、当時東芝のイメージキャラだった薬師丸ひろ子。バナーなど、彼女をフューチャーした販促ツールもいろいろ作った。バブル間近のイケイケの時代だったかも。そう言えばこの頃、上司に連れられて何度か通った会社近くのバーのママに、あなたの声は「バス・ストップ」が合うわよと言われ、その気になって歌い始めたんだっけ。「心のこり」とか「冬のリヴィエラ」とか「迷い鳥」とか…。特に「迷い鳥」のイントロは、今聞いてもゾクゾクする。


── 黒いねこ面 ──

子どもの頃、よく読んでいた黒いねこ面。だいぶ前に帰省した折、実家の古い本棚に放置してあったのを思い出し、妹に頼んで送ってもらったのだが、カバーが欠損していたので、ネットにアップされていた画像にレタッチを加えて作った。複合機でプリントしたあと、コミック用のビニールカバーを被せたら、PP感も出ていい感じになった。今見ると、絵面がリアル系ではなく、可愛い系だからか、さほど怖い漫画とは思わないが、子どもの頃は読むとき(ページをめくるのに)ちょっとためらいがあったのを覚えている(壁に生き埋めにされるシーンとか)。もう一編「赤い服の少女」というお話が収録されているのだが、明日も分からぬ人の運命をテーマにした名作だと思う。